江国滋

2002年1月24日
江国滋 編「日本の名随筆 別巻61 美談」(作品社) を読みました。

江国滋さんが選んだ、「美談」が集められた本です。もちろん、いかにも、な美談ではありません。読み終えて、なんだかいい気分になりました。

この本、個人的には、人のつながり、とか、縁とかについて考えさせられました。

まず、私は、江国香織さんの、「とっておき作品集」(マガジンハウス)のなかで、江国滋さんの文章に触れました。(二人は親子です)

わたしはその文を読んで、ぼろぼろ泣きました。他の人は泣かないかも知れませんが、私は、泣きます。

それは、娘香織の成長の記録です。その視線が、あんまりにも「おとうさん」だから。なんだか幸せと似たような気持ちになって泣きます。

とにかくそれで彼に興味を持ち、たまたま見つけた「美談」を手にとりました。

この本の構成のなかでも、つながりのあるひとのさくひんが、並べられていて興味深いですが、外国人墓地の墓守の話をよんでいて、あれ?と思いました。

お墓に刻まれた、、ビラブドワイフの話・・・?そう、香織さんの、「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」にでてきたのです。関係あるかはわかりませんが、なんだか不思議な感動をしました、

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索